そこにはなにもなかった。世界は存在しなかった。自分はいなかった。 ふとした瞬間、すべての存在を疑う。全ては錯覚なのだと、直感的にそう感じる。 だが、ここにある現実はなんだろうか。 ずっと考え続けている。
夜は静かだ。明かりが消え、寝静まる。 音も殆ど聞こえてこない。風の音がかすかに聞こえる。 静寂へと飲み込まれてしまいそうだ。
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